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眠っている不動産に新たな価値を!民泊のはじめ方

  • 2025.04.18

「使っていない家があるけど、どうしたらいいかわからない」
「古い家を持っているけど、ずっと空き家のまま…」
そんなふうに、眠ったままの家をそのままにしていませんか?
最近、古い家を手直しして“民泊”として使う人が増えています。
このコラムでは、民泊を始めるために必要なことや、どんなリフォームをすればお客様に選ばれる宿になるのかを、わかりやすくご紹介します。
「家を活かして収入につなげたい」「でも難しそうで不安…」という方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

そもそも民泊とは?

近年、「民泊」という言葉を耳にする機会が増えましたが、具体的にどのような仕組みなのか、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

 

民泊とは、一戸建てやマンションの空き部屋など、もともと人が住むための住宅を、旅行者などに短期間貸し出す宿泊サービスのことを指します。
従来のホテルや旅館と比べて、より家庭的で自由度の高い宿泊体験ができることから、特に訪日外国人旅行者を中心に人気が高まってきました。

 

民泊が一般的に広まるきっかけとなったのが、2018年に施行された「住宅宿泊事業法(通称:民泊新法)」です。
この法律により、旅館業法の許可を持たない一般の住宅でも、一定の条件を満たせば合法的に宿泊事業を行えるようになりました。

この制度を利用すれば、個人のオーナーが空き家や空室を有効活用し、収益につなげることが可能です。

 

ただし、民泊を始めるにはいくつかの条件があります。

たとえば、年間の営業日数は最大180日までと定められており、事前に自治体への届け出が必要です。

加えて、衛生管理、騒音対策、緊急時の連絡体制など、運営にあたって守るべき基準が定められています。

また、マンションの場合には特に注意が必要です。

管理規約で民泊利用を禁止しているケースも多く、たとえ法律上は可能でも、管理組合の承認が得られなければ運営はできません。

事前に管理規約を確認し、必要に応じて管理組合に相談することが重要です。

 

これらのルールを正しく理解し、整えた上で民泊を始めれば、空き家や築古物件にも新たな価値を生み出すことが可能です。

民泊は、これからの時代にふさわしい柔軟な不動産活用法のひとつとして、注目すべき選択肢といえるでしょう。

民泊に向いている物件とは?空き家や中古物件の価値を引き出すポイント

「この家、民泊にできるかな?」

空き家や築古物件をお持ちのオーナー様にとって、民泊は資産を活用する有効な手段のひとつです。

しかし、すべての物件が民泊に適しているとは限りません。

ここでは、民泊に向いている物件の特徴について、わかりやすくご紹介します。

 

  1. 立地が観光やビジネス利用に便利なエリア

民泊では、宿泊者にとってアクセスの良さが大きなポイントになります。

駅やバス停から徒歩圏内であること、観光地や繁華街、空港やビジネス街へのアクセスが良い場所は、宿泊者のニーズが高く、予約も入りやすくなります。

また、最近では「地域らしさ」を求める旅行者も増えており、下町や住宅街にある静かな一軒家も人気です。

 

  1. 一棟貸しや独立性の高い間取り

民泊では「他の利用者と顔を合わせたくない」「自分たちだけで過ごしたい」といったニーズが根強くあります。

そのため、一棟貸しの戸建てや、玄関が独立している間取りの物件はとくに好まれます。

集合住宅の場合も、隣室との距離が保たれていたり、生活音が響きにくい構造であれば、トラブルのリスクを下げることができます。

 

  1. リフォームで魅力を高められる可能性がある

築年数が古くても、しっかりと手を加えれば「レトロで落ち着く雰囲気」や「和の趣がある空間」として、民泊ならではの魅力になります。

例えば、古民家風の内装に仕上げたり、畳や障子を活かした和室にすることで、海外からの旅行者に好まれる宿に生まれ変わることも可能です。

民泊向けリフォームを上手に取り入れることで、物件の付加価値を高めることができます。

 

  1. 管理・運営がしやすい環境であること

民泊運営には清掃や鍵の受け渡し、緊急対応などが発生します。

そのため、管理しやすいエリア(自宅から近い、または管理代行サービスが利用できるエリア)にある物件であれば、スムーズな運営が可能です。

また、マンションの場合は管理規約を必ず確認し、民泊利用が認められているかどうかを事前にチェックしましょう。

民泊をはじめるためのリフォームポイント

民泊運営で成功するためには、立地や物件の条件だけでなく、「快適に宿泊できる空間づくり」が欠かせません。
特に築古物件を民泊として活用する場合は、リフォームの内容次第で集客力やリピート率が大きく変わるため、戦略的な計画が重要です。ここでは、民泊仕様にするために押さえておきたいリフォームのポイントをご紹介します。

 

  1. 水回りの清潔感は必須

宿泊施設としての第一条件は「清潔感」です。なかでも、浴室・トイレ・洗面・キッチンといった水回りの快適さと清潔感は、宿泊者の満足度に直結します。

古さが目立つ設備は交換を検討し、清掃性の高い素材やデザインを取り入れると、管理の手間も軽減されます。

最新設備にすべて変える必要はありませんが、印象を大きく左右するため、費用対効果の高いリフォーム箇所です。

 

  1. 内装は「非日常感」や「和の雰囲気」を意識

民泊では「自宅では味わえない空間」を求める宿泊者も多く、インテリアや内装デザインにも価値があります。
たとえば、和室や畳スペースを活かしたリフォームは、外国人旅行者にも人気です。築古物件の風合いを残しつつ、現代的な照明や家具と組み合わせることで、個性のある宿に仕上がります。

古民家風や北欧風など、ターゲット層に合わせたコンセプト設計も収益性を高める鍵です。

  1. セルフチェックインを見据えた玄関まわりの工夫

民泊では無人運営を希望されるオーナーも多いため、スマートロックや暗証番号式の鍵、宅配ボックスの設置など、玄関まわりの設備も検討しましょう。

防犯性と利便性の両立がポイントで、初期投資は必要ですが、運営の効率化と宿泊者の安心につながります。

 

  1. 宿泊者目線の動線・収納・家具配置

短期滞在でも使いやすいように、スーツケースを広げられるスペースや、十分な照明・コンセントの配置、荷物置き場や収納スペースの工夫も忘れずに。

また、家具や家電を備え付ける場合は、シンプルで扱いやすいものを選ぶことで、トラブルを防ぎ、維持管理もラクになります。

 

築年数が経過した物件でも、適切なリフォームによって「泊まりたい」と思われる魅力的な宿泊施設へと生まれ変わらせることができます。
民泊リフォームは、単なる修繕ではなく、「資産価値を高め、収益を生み出す投資」と捉えるのがポイントです。

 

 

築古物件でも、リフォーム次第で魅力的な民泊施設に生まれ変わります。

水回りの快適さや内装の工夫、無人運営に対応した設備などを整えることで、宿泊者に選ばれる物件となり、安定した収益も期待できます。

「使い道がない」と思っていた物件に新たな価値を生み出す第一歩として、民泊リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。

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