賃貸経営で避けたい「空室」
入居者が決まらなくて悩んでいるオーナーさまも少なくありません。
いったいどうして空室になってしまうのでしょうか?
空室が多い物件には共通点があるのです。
今回は、空室になってしまう物件の共通点と空室対策についてまとめました。
・物件の魅力をアピールができていない
現在は何でもネットで検索します。
物件の特徴や設備など物件の魅力をアピールできていますか?
自分の物件がネットにどのように掲載されているか確認しましょう。
・外観や共用部が汚い
外観や共用部で物件の第一印象が決まります。
ポストにチラシがたまっていたり、自転車置き場に放置された自転車があるなど共用部は清掃や管理がきちんとされていますか?
管理会社に任せているからと安心せず、必ず自分の目でチェックしましょう。
・印象に残らない
物件探しをしている人は何件も物件を内見します。
同じような物件を何件も見ていると、最初に見た物件の印象が残っていないという可能性もあります。
もしかしたら印象に残る「魅力」がないために、印象に残っていないのかもしれません。
・初期費用が高い
敷金と礼金で初期費用が高いのかもしれません。
しかし、初期費用ゼロ物件にすると家賃滞納や退居費用などでトラブルになるケースもあるので慎重に検討しましょう。
・物件のアピールポイントを探す
自分の物件をネット検索してみましょう。
もし検索に時間がかかるようであれば、お客様はあなたの物件の存在すら知ることができていない可能性があります。
物件のアピールポイント情報を更新しましょう。
物件のアピールポイントは、駅近やリフォーム済だけではありません。
ネットショッピングが増えているので留守でも受取可能な宅配BOX、料理好きな人用に2口コンロ、荷物の多い人には大型クローゼットなど、物件の住みやすさをアピールしましょう。
・定期的な共用部の確認
物件の内見にきたお客様が最初に見るのは共用部です。
いくら部屋がキレイでも共用部の清掃や管理ができていないと、第一印象は良くありません。管理会社任せにせず、必ず自分の目で定期的に確認しましょう。
清掃や管理がずさんな場合は管理会社を変更が必要です。
・印象に残る物件
お客様は、同じような条件の物件を何件も内見しています。
そのため、物件に特長があると印象に残る可能性が高くなります。
アクセントクロスやキッチンのフィルム加工をするだけで、お部屋がお洒落に見えます。
・初期費用の対策
家賃や敷金、礼金は収入に影響するので慎重に検討しなければいけません。
フリーレントや一定期間のみ割引をするキャンペーン、生活に必要な設備設置(照明、カーテン等)などのサービスなどがあります。
また、初期費用のカード決済対応も費用を後払いができ、ポイントが貯まるのでお客様にとってメリットになります。
物件探しをしている人に「ここに住みたい」と思ってもらうことがポイントです。
入居者が望む設備を設置するのも効果的です。
・単身者向け物件の場合
オートロック、TVモニター付きインターホンなどセキュリティを強化
無料Wi-Fiでネット環境の改善
留守中に宅配便を受け取れるように宅配ボックスの設置などが効果的です。
・ファミリー向け物件の場合
システムキッチンやガスコンロなどキッチンの充実
追い炊き機能や浴室乾燥などの設置が効果的です。
・特定ニーズ型物件
また最近は特化したニーズ型物件も人気です。
ペット共生物件、楽器の練習ができる防音物件など特定のニーズに特化することで空室対策に期待ができます。
賃貸物件は築年数が経つとほとんど入居率は低下してしまいます。
しかし入居者の目線になり、住みやすくなる設備を設置することで空室は解消されます。
どんなに魅力的な物件でも、仲介会社が物件を紹介してくれないと空室は解消できません。
しっかり仲介会社に自分の物件をアピールしましょう。
仲介会社に物件の魅力を知ってもらうことが重要です。
1店舗の仲介会社に限定するのではなく、エリアの仲介会社と付き合うことをおすすめします。また仲介会社から入居率を高めるためのアドバイスをもらいましょう。
効果がでた場合は、仲介会社と良好な関係を築くためにも担当者にお礼の連絡も忘れずに。
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