「マンション」と「戸建て」家を購入するならどっちが良いのかお悩みの方も多いと思います。
マンションと戸建ては、それぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いのかは個々の優先事項やライフスタイルにとって違います。
このコラムでは、マンションと戸建ての違いやメリット・デメリットに焦点を当ててポイントを解説します。
家の購入を検討する時、マンションか戸建て、どちらが良いのでしょうか。
マンション、戸建てにそれぞれメリット・デメリットがあり人によって価値基準が異なるため、どちらが良いのか断言することはできません。
どちらが良いのかを決めるには「どんな暮らしをしたいのか」がポイントになります。
購入する前に、住み心地や暮らしやすさ、費用、資産価値などのそれぞれの情報を整理して比較するのがおすすめです。
暮らしやすさや住み心地は、「自分がどのような暮らしをしたいのか」により価値が異なります。
・立地
マンションは一般的に駅近の好立地な場所にあることが多く、戸建の場合は駅から少し離れた場所が多いのが特徴です。
毎日電車通勤をする場合は駅から近い方が便利で時間にも余裕ができます。
・家事のしやすさ
マンションは、ワンフロアで構成されていることが多く、キッチンと洗濯機置き場など家事をする導線は整備されていてコンパクトになっています。
また、段差もないのでスムーズです。
戸建の場合、2階建て以上の場合は家事のたびに階段の上り下りがあるかもしれませんが、
リフォームやリノベーションが自由にできるため、生活スタイルの変化に合わせて間取りを自由に変更できます。
・音の問題
マンションは共同住宅のため、上の階の住民の足音や隣近所の話し声、ペットの鳴き声、楽器の音など、住民の生活音が気になるかもしれません。
戸建の場合は、子供が家の中で走り回っても下の階の住民に迷惑をかけることはありません。しかし、窓やドアが多いので外からの音は気になるかもしれません。
・セキュリティ
マンションは、オートロックや防犯カメラがある物件や常駐する管理人がいる物件もあるので犯罪の抑止につながります。
戸建のセキュリティは自分で防犯カメラやセンサーライトを設置できますが、建物に高さがないので注意が必要です。
費用面については、購入費用だけでなく税金や維持費も重要なポイントです。
・購入費用
同じ立地条件であれば、土地を持っている場合は戸建ての方が安く抑えることができます。
しかし近年、都市部を中心にマンション価格は上昇しています。
戸建住宅の価格はこの十数年価格がほぼ変わらないのに対し、首都圏の新築マンションの平均価格は10年前に比べ約40%上昇しているというデータもあります。
・固定資産税
固定資産税は、固定資産税及び都市計画税の合計です。
固定資産税の負担は物件により金額がことなるので断定はできませんが、建物に絞れば戸建よりも鉄筋コンクリート造のマンションの方が耐用年数の高いため、課税評価が高くなるのでマンションのほうが高い傾向にあります。
・維持費
マンションは、購入後も管理費と修繕積立金、車を所有の場合は駐車場代がかかります。
これらの費用は毎月支払わなければなりません。
戸建は、毎月支払う維持費はありませんがすべて自費管理となります。
建物が古くなれば外壁塗装や屋根のふき替えなど修繕が必要になるので、まとまった修繕費用が必要になります。
資産価値は、実際に売りにだす時、需要があるかどうかで決まります。
・建物
マンションは主に鉄筋コンクリート造、戸建ては木造です。
法定的耐用年数は、コンクリート47年、戸建ては22年のため、耐用年数の長いマンションの方が資産価値が高いと言えます。
・土地
土地は、需要が高いかどうかがポイントになります。
都心部や駅近の好立地な土地は需要があるので、資産価値は高くなります。
このような好立地な土地はマンションに使用されることが多く、マンションは立地面でも優位性がある場合があります。
マンションと戸建ては、それぞれメリット・デメリットがあり、どちらが良いのかは個々の優先事項やライフスタイルにとって違いますが、自分にはどちらの住宅が向いているのか、今回ご紹介したポイントをまとめてみました。
マンション派
・利便性のよい場所に住みたい人
・セキュリティを重視する人
・家の修繕などメンテナンスを楽にしたい人
・将来住み替えするかもしれない人
戸建派
・間取りや内装にこだわりたい人
・広い庭付きの家に住みたい人
・プライバシー重視したい人
さまさまな視点から比較検討をして、自分のライフスタイルにあった住まいを選んでみてはいかがでしょうか。
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