いま、部屋探しをしている人はまずインターネットを利用します。
何件も不動産屋さんに出向かずとも、夜中でも24時間自分の好きな時間に部屋探しができて、本当に便利になりました。
入居希望者はインターネットでたくさん閲覧し、その中で気になるお部屋に内見に出向きます。
内見のチャンスを逃さないためにも、インターネットに掲載する物件写真がとても重要なことを知っていますか?
今回は、物件写真の重要性についてご紹介いたします。
インターネットで部屋探しをしている方のほとんどが、写真を重点的に見ているという調査結果があります。
さらに、使うデバイスはPCではなくスマートフォンを使う方が圧倒的に多いです。
スマートフォンは画面が小さいので、自然とテキストより写真に目がいくというのも要因のひとつになるのでしょう。
実際に物件を契約した人を対象にしたアンケート結果で、約70%の人が「写真の多さ」を上げており、具体的には写真が11枚以上載せている物件が10枚以下の物件より1.4倍反響が高いと言われています。
物件写真は部屋の雰囲気や、住んだ時のイメージを想像しやすいということが挙げられるでしょう。
魅力的な物件写真は、ダイレクトに内見申し込み数に関係するのは事実です。
物件写真を素敵に撮影するテクニックは、賃貸経営上欠かせないものといえるでしょう。
魅力的な物件写真を撮るためのポイントをご紹介します。
一眼レフカメラがオススメですが、スマートフォンのカメラでもかなりキレイな写真を撮ることができます。
「広く、明るく、清潔感」を心がける
部屋の広さは、物件選びで重要なポイントになりますよね。
写真で部屋の広さを感じると内見のチャンスが広がります。
同じ部屋でも、見せ方によって感じる広さは変わってきます。
コツとしては、部屋の対角線方向で撮ることです。
押し入れやクローゼットの中から撮影して広く感じさせるのもひとつの方法です。
雨戸などは開けて明るくして、部屋はなるべく片づけて撮影をしましょう。
撮影するお天気や時間帯にも注意
物件を魅力的に撮影するために、撮影は天気の良い日の日中に行いましょう。
同じ部屋でも雨や曇りの日に撮影すると、暗く見えてしまうからです。
フラッシュや加工で不自然に明るくするのではなく、自然光を利用して撮影をすることをオススメします。
マイナスポイントの部分を隠さない
例えば、不人気の設備であるユニットバスや、建物の古さなど、つい隠したくなってしまうマイナスポイントも写真にのせましょう。
マイナスポイントを隠して掲載した場合、せっかく内見に来ても、知らなかったマイナスポイントが分かった途端、印象が悪くなってしまいます。
最初からマイナスポイントも提示したうえで内見に来た場合は、他に補える部分があればリカバリーになります。
物件選びは、家賃とその部屋の良い点とマイナスの部分の総合的判断となります。
マイナスポイントはきちんと写真にのせることが、成約の確率を高めてくれます。
周辺環境もターゲットに合わせて撮影する
物件写真は、室内の写真だけではなく、外観や周辺環境も撮影しましょう。
周辺環境を気にする方は多く、
「駅から家までの道のりは夜遅い時間でも危険ではないか?」
「外から部屋の中が丸見えになるような作りではないか?」
「近くにコンビニエンスストアはあるか?」
などをポイントにして部屋探しをする方も多くいらっしゃいます。
周辺環境を掲載すると、住んでからのイメージが具体的にしやすくなります。
注意が必要なのは、周辺環境もマイナスポイントは隠さないことです。
物件を良く見せたいからといって、電柱や電線などを画像加工で消したりすることは、不当表示になるので絶対に行ってはいけません。
入居希望者からのクレームにも繋がります。
女性の場合は治安の良さ、ファミリー向けタイプの物件の場合は学校や病院が近くにあるか?買い物のしやすさなどを気にする方が多いです。
たくさん撮影をしてよい写真を選ぶ
撮影する際に、多くの写真を掲載することを意識して、できるだけたくさん撮影をするようにしましょう。
写真は一瞬をとらえたものです。陽の差し方ひとつで大きく印象が変わります。
枚数が多ければ多いほど、魅力的な写真が増えます。
情報の伝わるよい写真をたくさん掲載することで反響が増え、内見のチャンスが増え、空室が埋まる確率も高くなるのです。
やはりプロのカメラマンの機材やノウハウは素人にはマネができません。
多忙で日中に写真を撮影する時間がない方や、予算に余裕がある方は、プロへ依頼をお願いするのも良いでしょう。
同じ物件とは思えないほど、魅力的な写真を撮ってくれますよ!
いかがでしたでしょうか。
物件写真の重要性と、撮影方法のポイントをご紹介しました。
なかなか入居者が決まらないのでしたら、いま一度物件写真の見直しをしてみてはいかがでしょうか?
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