物件の内見にベストな時間とは?時間帯の選び方とチェックポイント
平日と週末では雰囲気や周辺環境が異なる
・平日の内見
平日の内見は、近隣住民の生活スタイルや物件周辺の騒音レベルを感じ取るのに適しています。
生活環境の把握
平日の内見では、周辺地域での日常の様子を肌で感じることができます。
通勤や通学の様子、近隣の商業施設の営業状況などがわかりやすくなります。
・週末の内見
週末の内見は、多くの人々が自由な時間を過ごすので住環境やコミュニティを確認するのに適しています。
住環境の把握
週末はお休みで住民が家にいる方が多いので、生活音などが確認できます。
隣人の家に友達が集まり騒がしい、音楽を爆音で聞く人がいるなど平日は家にいないために感じないことがあるかもしれません。
朝の時間帯
朝に内見をすると、方角による日の入り方や周辺の建物の配置による日当たりの状況を確かめることができます。
例えば、東向きや南向きの部屋でも周囲の建物によって日当たりが悪い場合もあります。
また、高層マンションでは朝にエレベーターが混雑することがあるため、共用部の利便性も確認しておくと良いでしょう。
昼の時間帯
昼間に内見を行うと、部屋の日当たりだけでなく、住人が少ないためマンションの共用部をゆっくりと確認できます。
周辺の公園や学校の様子も見ることができ、特に子供を持つ家庭にとって有益な情報が得られるでしょう。
暮らしの実際の様子をより具体的にイメージできます。
夕方から夜の時間帯
夕方から夜にかけての内見も重要です。
この時間帯に訪れることで、街の治安状況やマンション住民の生活音などを確認することができます。
日中とは異なる一面を知ることができるため、騒音トラブルを予防する意味でも大切な時間帯と言えます。
内見は、入居後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、自分が家で過ごすことが多い時間帯にするのがポイントです。
自身の生活スケジュールに合わせる
内見は、家で過ごす時間帯に合わせて行うことがポイントです。
自分が普段どの時間帯に家で過ごすのか考え、その時間帯に内見することで、実際の生活とのギャップを最小限に抑えることができます。
何を優先するのか?
住み心地で何を優先するのかを明確にしましょう。
防音性、日当たり、治安、周辺住民の質、通勤のストレス、買い物や飲食環境など、何を優先するのかを考えます。
優先することに応じて、適した時間帯を選びます。
例えば、防音性や治安が重要であれば夜に、通勤のストレスや住民の質が重要であれば朝に、日当たりや買い物環境が重要であれば昼に内見を行いましょう。
間取り・動線の良さ
家事や移動がスムーズかどうか。来客時のプライバシーも考慮。
コンセントの位置や家具の設置スペースも確認しましょう。
日当たりの良さ
部屋の明るさや採光を確認。特に家で過ごす時間帯は要チェックです。
水回りの綺麗さ・使い勝手
トイレやお風呂の清潔さをチェック。故障の有無も確認。
内装全体の綺麗さ
部屋の清潔感や内装の状態を確かめる。実際の印象が重要。
収納の使いやすさ
収納スペースの多さや使いやすさをチェック。生活の快適さに影響します。
静かさ・防音対策
周囲の音や騒音に注意。周辺環境や壁の厚さを確認。
ニオイや湿気
意外と盲点になるのが、ニオイと湿気。
ニオイは我慢ずるのが難しく、湿気はカビなどの原因になるので注意しましょう。
共用部の管理
ゴミ置き場や駐輪場などの管理がきちんとされているか、必ずチェックしましょう。
管理が悪い物件は資産価値にも影響します。
周辺環境の良さ
周囲の治安や利便性を評価。通勤や買い物の便も重要。
今回は、「物件の内見にベストな時間とは?時間帯の選び方とチェックポイント」について解説しました。
将来に後悔をしないためにも、内見でしっかり見極めましょう。
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