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失敗しないマンション選びのポイント 「資産価値が落ちないマンションとは」

  • 2023.06.05

マンション購入を検討している方にとって、どのようなマンションが資産価値が高いのか、また不動産の資産価値とは具体的に何を指すのかについて、疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。
今回は、マンションの資産価値について分かりやすく解説し、資産価値が落ちないマンションについて解説します。

マンションの資産価値とは?

マンションの資産価値の基準は、「将来的に売却時に高く売れるか」または「賃貸に出した場合に高い家賃を得られるか」の大きくこの2点がポイントです。

 

終の棲家としての購入検討をしているため、将来的に売却や賃貸に出すかどうかを考えないかもしれませんが、購入時にマンションの資産価値を無視してはいけません。

 

マンション購入には、住宅ローンや諸費用など、マンションの購入には実際の価格以上の費用がかかります。

高い費用を支払って購入したマンションが将来的に資産価値の低いものだった場合、1000万円単位での損失を被る可能性もあります。

このような損失は家計にとって大きな打撃となります。

老後の資金計画においても、資産価値の高いマンションが重要な役割を果たします。

そのため、マンションを購入する際には資産価値を十分に考慮する必要があります。

 

資産価値が落ちないマンションのポイント「立地条件」

立地条件はマンションの資産価値に最も影響するポイントです

 

駅までの距離

徒歩7分圏内が基準

マンションの資産価値において、駅までの距離は重要な要素です。

一般的には徒歩7分圏内が基準とされています。

近い距離にあるほど需要が高まり、10分以上離れると需要が減少し、資産価値が低下する傾向があります。

駅前立地は希少性が高く、新しい物件の供給が少ないため、資産価値が高まります。

 

最寄り駅の駅力

最寄り駅の駅力も資産価値に影響を与えます。

本数の多い路線や複数の路線が利用可能な駅は集客力が高く、資産価値が高まります。

駅周辺に商業施設が集まり、住みやすい環境が整っている場合も資産価値が高い傾向にあります。

 

駅までの高低差

駅までの距離だけでなく、道中の高低差も重要です。

高低差が大きい場合、便利さや徒歩時間に影響を与えるため、資産価値にも影響が出ます。

 

眺望と採光

駅前立地は周囲に建物が密集している場合があり、開放感のある眺望や十分な採光が望める物件は希少であり、資産価値が高まります。

また、夜景やランドマークが見えるなどの魅力的な眺望も資産価値を向上させます。

 

嫌悪施設がない

周囲に嫌悪施設(風俗店、公害発生施設、火葬場など)が存在する場合、地価を下げる要因となります。

周辺環境が住みやすく、快適な生活が送れることは資産価値の高さにつながります。

 

自然災害

マンションの立地は自然災害の影響を受けやすいかどうかも重要な要素です。

洪水や土砂崩れなどのリスクが低い場所は、住環境の安全性が高まり、資産価値が上がる傾向があります。安心して住める環境かどうかは、資産価値の観点からも考慮すべき要素です。

 

資産価値が落ちないマンションは、住宅価値も高い

【大規模マンション】

大規模マンションは小規模マンションよりも資産価値が高くなる傾向があります。

・管理費や修繕積立金の抑制できる

戸数が多いため、管理費や修繕積立金の値上げを抑えることができます。

これにより、売却時にも買い手が付きやすくなります。

・充実した共用部分がある

 大規模マンションは共用部分の設備が充実していることが多いです。

これは資産価値を高める要素となります。

ただし、使われないような共用部設備がある場合はマイナス評価となることもあります。

設備の必要性を考慮しましょう。

 

【高層階】

高層階の物件は周囲の建物の建築による採光や通風の影響を受けにくいので、開放感と眺望の観点からも、高層階の物件がおすすめです。

ただし、上層階であってもエレベーターのない物件は利便性が低下し、資産価値が低くなる可能性があるので注

 

【マンション設備】

マンションにはどのような設備が備わっているかも重要です。

設備にはプラスとなるものもありますが、マイナスとなるものも存在するので注意が必要です。

・プラス評価の設備

オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ設備

宅配ボックスなどの生活利便設備

・注意が必要な設備

過去のバブル期に建てられた豪華なマンションには、現在の一般的な生活の価値観には合わない設備が付いていることがあります。

テニスコートや温泉・プール、専用バス停などは、設備を維持するには多額の費用がかかるため注意が必要です。

 

【管理状況】

マンションの資産価値を下げないためには、管理状況も非常に重要です。

 

【修繕状況】

マンションの構造や外壁の防水などの状態を定期的に修繕しているか確認しましょう。

特に耐震性や耐久性に影響を与える雨水の浸入を防ぐために、外壁面の防水を定期的に補修しているかを確認します。

中古マンションでは「修繕履歴」を確認し、修繕工事が適切に行われているかを把握しましょう。

 

【修繕積立金】

修繕工事を行うための費用を積み立てる修繕積立金が適切に計画されているか確認しましょう。

長期修繕計画に基づき、定期的な金額見直しが行われているかを確認します。

所有者の意見により積立金の値上げが見送られると、必要な修繕工事が滞ってしまう可能性があるため注意が必要です。

管理組合の「長期修繕計画」や「特別会計(修繕積立金)」の状況を確認しましょう。

 

【管理体制】

管理組合の管理費や修繕積立金の滞納状況や問題点を確認しましょう。

滞納があると管理運営に影響が出るため、早急に対応策を取る必要があります。

また、管理組合内での問題やトラブルの有無も確認します。

特に建替え協議や管理規約違反者への対応などの問題がある場合は注意が必要です。

管理会社と管理組合(所有者)の連携がしっかりとしているかも確認しましょう。

 

【ブランド】

マンションの資産価値が下がりにくいと言われるマンションには、開発事業者や施工会社のブランド力が影響を与えます。

住宅を購入する際には、住みやすさだけでなく、そのマンションのブランド自体にも価値を感じる人が多いためです。

特に大手デベロッパーは、品質の高さや安全性の評価が広く知られているため、大手のブランドマンションは資産価値は落ちにくいと言えます。

また、大手デベロッパーは定期的なメンテナンスやアフターサービスにも力を入れているため、信頼性の高さを求める人々にとって魅力的な選択肢となっています。

そのため、マンションの資産価値を守りたいと考えるなら、開発事業者や施工会社のブランド力にも注目しましょう。

 

マンションを購入する際には、物件の資産価値についての知識を事前に持っておくことが重要です。

失敗しないマンション選びをするためにもぜひ参考にしてみてください。

 

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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