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騒音ストレスに悩まないために「防音性の高いマンションの選び方」

  • 2023.07.12

日常生活の中で騒音に悩まされることは、ストレスやイライラの原因となります。
特に、住まいの静寂さは心の安らぎに直結するものです。
騒音ストレスに悩まされることがない快適な生活を手に入れるためには、防音性の高いマンションを選ぶ必要があります。
そこで本コラムでは、快適な住まいを見つけるために「防音性の高いマンションの選び方」についてご紹介します。

「どうして防音性が重要なの?」騒音の影響によるストレスとは?

騒音によるストレス

外部からの騒音や隣人の音がマンション内に侵入しやすいため、日常生活や休息の時間に騒音に悩まされることがあります。

騒音は心理的なストレスやイライラの原因となり、快適な生活を阻害します。

 

睡眠障害

夜間に外部からの騒音が聞こえやすい場合、睡眠の質が低下し、睡眠障害を引き起こす可能性があります。

継続的な睡眠の妨げは、日中の集中力や生産性にも影響を及ぼします。

 

プライバシーの欠如

防音性が低いマンションでは、音が部屋から漏れやすくなります。

隣人や共同スペースからの音が気になり、プライバシーの確保が難しくなります。

 

隣人トラブル

隣人同士の音の共有が高まるため、生活音や足音、テレビの音量などが気になる場合があります。

これは隣人トラブルの原因となり、コミュニティの雰囲気を悪化させる可能性があります。

 

健康への影響

長期的な騒音は、心血管疾患や睡眠障害、ストレス関連の健康問題を引き起こす可能性があります。

騒音が日常的に続く環境では、健康への悪影響が懸念されます。

防音性の高いマンションの選び方

壁面および床面の構造

防音性の高いマンションでは、壁や床にコンクリートの厚みを持たせることが一般的です。壁面が厚ければ、テレビ音や声の漏れ、足音の伝播が抑えられます。

また、床面の厚みも重要であり、コンクリートの厚い床は下階への足音の伝達を防ぐ効果があります。

一般的には、壁面は15cm以上、床面は20cm以上のコンクリートの厚さがあると防音性が高いとされています。

 

周辺環境

マンションの周辺環境に、騒音源となる電車や車の通行、工場などがある場合、稼働音などが聞こえてくる場合があります。

内覧時に、外部からの音がどの程度聞こえるかを確認しましょう。

静かな環境を望むなら、周囲の騒音に配慮したマンションを選ぶことが重要です。

 

管理規約の確認

マンションの管理規約を事前に確認することも重要です。

特に、楽器使用可やペット可の物件では、楽器の音やペットの鳴き声が気になる可能性があります。

事前に管理規約を確認し、自身のライフスタイルや生活環境に合った物件を選ぶことが大切です。

 

間取り

防音性に優れたマンションでは、隣室との境目となる壁に押し入れやクローゼットなどの収納スペースが配置されることがあります。

また、境界壁には浴室や洗面所などの水回りが設置されていることもあります。

これにより、居住スペースが隣り合わない間取りとなり、生活音が聞こえにくくなり、トラブルが起きにくくなります。

 

住民構成

住民構成を確認しましょう。

単身世帯やセカンドライフ世代が多いマンションは、一般的に静かな環境が期待できます。

一方、子育て中のご家庭が多い場合は、赤ちゃんや子供の生活音に寛容なマンションが適しています。

ペットと暮らす方には、ペットに優しい雰囲気のマンションが好ましいでしょう。

自身のライフスタイルや周囲の環境に合わせたマンション選びをすることが、騒音ストレスから解放されるための重要なポイントです。

騒音ストレスに困ったら、自分でできる防音対策

壁側に家具を配置する

壁側に厚みのある家具を置くことで、音の伝達を遮断する効果が期待できます。

特に棚やタンスなどの厚めの家具は、音を吸収しやすくなります。

壁と家具の間に隙間を作らずに密着させると、より効果的です。

 

吸音材の設置

壁や天井に吸音材を貼り付けることで、音の伝播を防ぎます。

吸音材は音を吸収する特性があり、壁・天井からの音の侵入を軽減します。

さまざまな種類の吸音材が市場に出ており、自宅に合ったものを選ぶことができます。

 

防音カーテンの設置

防音カーテンは、自宅の窓からの音の侵入や生活音の漏れを防ぐ役割を果たします。

防音カーテンは特殊な素材や構造を持ち、外部からの音を遮断する効果があります。

予算的に厳しい場合は、厚みのある一般的なカーテンでも一定の効果がありますが、防音カーテンほどの効果は期待できません。

 

これまでご紹介した対策でも音が響いてしまう場合は、リフォームを検討することも一つの手段です。

リフォームの場合

遮音性の高いフローリングに張り替える

フローリングの素材を遮音性の高いものに変えることで、足音や物の落下音を軽減します。

 

防振材を使用した二重床の構築

ゴム製の防振材をフローリングの下に敷いて二重床を作ることで、振動や衝撃音の伝播を抑えます。

 

グラスウールとコンクリートの組み合わせ

床にグラスウールを敷き、その上にコンクリートを打設することで、音の吸収と遮断効果を高めます。

 

ただし、マンションのリフォームは管理規約で規制されていることが一般的です。

管理会社によっては、周囲の住戸からの承諾を条件にしている場合もありますので、必ず管理規約を確認しましょう。

また、リフォームは工期やコストがかかるため、目的と程度に合わせた適切な防音対策を検討しましょう。

投稿者プロフィール

株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
株式会社イエスリフォーム 代表取締役 齋藤直樹
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