こちらでは、リノベーション済み物件を購入する前にぜひ知っておいていただきたい大切な内容をご紹介します。
購入後に後悔することがないよう、ぜひ参考になさってください。
リノベーション済み物件の購入を考えている方にはぜひ、実際のリノベーション工事で行われる工事の内容についても知っておいていただきたく、主な工事内容についてご紹介します。
■解体工事
新しい間取り・設備としてリノベーションを進めるため、まずは既存の壁や床などを解体します。
この段階で給排水管の老朽や床の腐食など、問題が発覚することも。
そのような場合には必要に応じて交換や補強などの対処をする必要があります。
■大工工事
解体された状態、いわば骨組みとなった状態のところに、新たな壁を造り、床の土台となる床板等を貼っていく工事です。
■配管・設備工事
リノベーション後のキッチンやお風呂・洗面所の間取に合わせて必要な給排水管を通す作業となります。
また、給排水管が老朽化している場合等に新しく配管をする作業も含まれます。
■左官工事
玄関・土間のコンクリートやタイル貼り、また、漆喰や最近人気の珪藻土などの塗り壁を職人さんが仕上げる工事です。
■電気工事
スイッチプレートやコンセント位置に合わせた配線のし直しなどがメインになります。
壁紙が貼られる前に大方の配線工事を完了させ、壁紙・床材の施工が完了した内装工事の最後に照明やエアコンの取付といった作業も必要となります。
■建具工事
ドア等を造作・設置する工事です。メーカーの量産の建具もあれば、デザインに合わせて一からオーダーで造ることもあります。
■内装工事
壁紙や天井のクロス仕上げ、クッションフロアやフローリング等の貼りなど、室内の一番表面部分を仕上げて行きます。
これら一連のリノベーション工事を行い、雰囲気も使い勝手もガラッと変わり新しい住宅へ生まれ変わります。
一般的に販売されている「リノベーション済み物件」は、中古マンションとして売り出される物件の価格に特長的な費用がいくつか上乗せされています。
主な費用としては
■買主が物件を購入する際の仲介手数料
■リノベーションの工事費
■不動産会社の営業コスト
■不動産会社の利益
リノベーション済み物件の販売については、まず不動産会社が中古マンションを購入後します。
その後物件に対しリノベーションを行い、その工事費用を含め、諸々の手数料や不動産会社の営業コスト・利益等を上乗せし販売されます。
中でも、《リノベーションの工事費》については透明性が低い項目の1つです。
工事内容については案内があったとしても、不動産会社がリフォーム業者へ支払った工事費に何パーセントを掛けた金額が上乗せされているかは知る事ができないため、物件を扱う不動産会社次第ではありますが、この部分でだいぶ金額を取られている可能性があります。
良心的な不動産会社だったとしても営業利益や手間賃としてある程度の金額を上乗せしますので、本来の工事内容に対して発生した金額にプラスして余分な金額を払うことに変わりはありません。
リノベーション済み物件については、リフォームとは違い大規模な解体をすることにより躯体の状態を確認した上で施工がされます。
そのため、老朽化した給排水管等の設備交換や最新建材・設備への刷新など、将来発生するであろう修繕、かつ一度住み始めてしまってからではなかなか難しい工事を購入時に済ませておくといった位置づけもあり、多少割高であっても購入を決めて問題ない物件はあります。
しかし、出来るだけ余計な出費せず費用を抑えたいのが実情ですよね。
それには、同じ地域の似たような物件条件でリノベーションをしていない中古物件の相場価格を確認し、購入を検討しているリノベーション物件との金額差を確認する。
そして、主な工事内容から見てその差額が適正価格かどうかをしっかりと見極めることがとても大切です。
中古物件とリノベーション済み物件の価格差として大きな部分を占めるのが「リノベーション工事費」です。
前の目次でご紹介したように、その部分について、実際の工事費から販売価格に反映される金額の上げ幅は、不動産会社によって大きく差があります。
そこをいかに抑えるか?!
その答えは…
『リフォーム会社が直接販売するリノベーション済み物件』です。
一般的な不動産会社が販売するリノベーション済み物件の場合は
リフォーム業者の工事費原価に数十パーセントの利益が載せられ、その金額が工事費用見積として不動産会社に提出されます。
その金額に更に不動産会社がおそらく数十パーセント程度の不動産会社の利益分を上乗せし、販売価格に反映します。
その点、弊社のようにリフォーム会社がリノベーションを行った物件が直接販売される場合、リノベーション工事費は原価施工となり、本来不動産会社に提出される際に上乗せされる金額、そして不動産会社が販売価格に提出される金額が上乗せになりません。
もちろん手数料程度の金額は反映されますが、不動産会社が更に上乗せする利益分がなくなり、本来不動産会社に提出される見積金額と同等程度で済みます。
だいたい、数百万程度になるリノベーション費用。
仮に不動産会社が上乗せする費用の掛け率が2割だとすると、仮に600万円の工事費の場合は120万円にもなります。
決して安い買い物ではない物件購入。
同じリノベーション済み物件でれば、不要な費用を掛けずにいたいものです。
そして何より、工事会社が直接物件をお客様へ販売する上では、自ら行う工事に対する自信がないと販売はできません。
リノベーションの内容についても確認しやすく、入居後の細かな工事やアフターフォローも直接やりとりができるので安心、といった点もメリットです。
当社は、リノベーションによりなかなか買い手がつかない物件の「価値」「利便性」を高め、実際に住んでいただくことで、地域に人が増え街が活性化する事につながると考えています。
その上で大切にしているのは当社の「利益」ではなく、一人でも多くの方に「良いものを適正な価格でご提供する」事が一番大切なのです。
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