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「マンションの維持費はいくらかかるの?」 購入後もお金がかかります

  • 2022.09.22

マンションのチラシに「新築分譲マンション ローン支払い月々8万円台~購入可能」という見出しをよく見かけませんか?
8万円くらいなら今の家賃と変わらないので購入を検討する人も多いと思います。

しかしマンションは住宅ローン以外にも「維持費」があるので注意が必要です。
マンションの維持費は毎月支払わなくてはならないお金です。

マンションの維持費とはいったいいくらかかるのでしょうか?
また戸建の維持費はどうなっているのでしょうか?
今回はマンションの維持費について考えてみました。

マンションの維持費はどのくらいかかるの?

マンションの維持費には、管理費、修繕積立金、駐車場代、固定資産税・都市計画税、保険料などがあります。

 

【管理費】

平均月額 1.5万円~2万円程度

共用部の施設が充実している豪華なマンションになればなるほど管理費はさらに高くなります。

 

管理費の用途

・共用部(エントランス、エレベーターなど)の電気代や水道代

・管理人や警備の人件費、定期清掃費

・エレベーターなどの点検費用

・共用部分の火災保険などの保険料

 

【修繕積立金】

平均月額 1万円~1.5万円程度

修繕積立金は、築年数が経つにつれ修繕項目が増えるので徐々に上がる傾向があります。

 

修繕費の用途

・10~15年ごとに行われる大規模修繕の費用

 外壁、屋根・屋上の防水改修工事、旧排水管の取り換え工事など

・自然災害(地震や台風など)による損傷の修復

・その他改修工事

 

【駐車場・駐輪代】

平均月額

駐車場 5000円~3万円程度 都心などでは5~8万円かかるところもあります。

駐輪場 100円~1000円程度

駐車場や駐輪場を借りると、毎月費用が発生します。

 

【固定資産税・都市計画税】

平均年額 10~15万円(東京都の場合)

所有している物件ごとに、固定資産税は1.4%(標準税率)、都市計画税の税率は0.3%(上限)と定められており、算定された評価額に税率をかけて算出します。

戸建と比べると、マンションは個人の土地持ち分が小さいため土地の固定資産税は安くなる傾向があります。

 

【保険料】

平均年額 5000円~1万円程度

火災や地震などに備えて火災保険や地震保険に入る必要があります。

マンションの場合、共用部はマンション全体で保険に入っているため戸建にくらべると保険は最小限にできます。

 

マンションの維持費は立地や広さなどにより違いますが、毎月3万円~程度が必要となります。

戸建ての維持費には何があるの?

戸建はマンションのように管理費や修繕積立金はありません。

しかし維持していくためには、適切なメンテナンスが必要です。

 

【修繕費用】

10年~20年単位で外壁や屋根の補修が必要になります。

 

メンテナンス例

屋根の塗装 60~80万円

屋根の張り替え 130~180万円

外壁塗装 100~200万円

配管交換 30~50万円

マンションは、修繕積立金として毎月少しずつ支払いますが、戸建は年単位でまとまった金額が必要になります。

 

【保険料】

平均年額 1万~1.5万円程度

マンションは共用部(外壁、廊下やエレベータなど)の補修は必要ありませんが、戸建は外壁や屋根などの保証も必要となるので、保険料は高くなります。

また、マンションではリスクが低い水災、風災、地震などもカバーが必要です。

 

【固定資産税・都市計画税】

平均年額 10~15万円程度

マンションと金額はあまり変わりませんが、税金は固定資産評価額によって変わるため広い敷地や地価が高い場所は高くなります。

 

【メンテナンスなど】

管理費はありませんが、安全のためのセキュリティサービスや庭などのメンテナンス費用があります。

 

戸建は、月々にかかる費用は少ないように感じますが家の修繕などには年単位でまとまった金額が必要になります。

マンション購入時の注意点

マンションを購入した場合、毎月の住宅ローン以外に数万円程度維持費がかかります。

注意点は、購入時だけでなく毎月支払い続けなければならない維持費がかかるので物件購入の際「維持費」を見据えて検討しましょう。

 

・老後も負担がない金額かどうか

住宅ローンは完済すれば終わりですが、維持費は毎月支払いがあります。

退職後など収入が減った時に無理なく支払い続けられる金額かどうかを考慮した上で物件を選びましょう。

 

・管理費・修繕費は上がる可能性あり

新築マンションの管理費・修繕費は、売りやすくするために低めに設定されていることがあります。

しかし築年数が経過すると修繕箇所が増え費用が不足するため修繕費が増額されるケースがあります。

中古マンションの購入の際は、管理費・修繕積立金の徴収状況を必ず確認しましょう。

徴収状況により毎月の維持費が値上がりする可能性もあるからです。

 

マンションは、管理費や修繕積立金などの維持費が発生しますが、共用部の清掃やメンテナンスなどは自分で行う必要がないので物件の維持に手間はかかりません。

その分、維持費の支払いは所有している限り続きますので、住宅ローンの金額だけで判断してはいけません。

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